06/16 (Tue)
Iida Jazz School Special Live
伊藤君子カルテット
イイダ ジャズ スクールの地下ホールに於いて 6月16日 ライブを行います。
押しも押されぬベテラン4人のコラボを楽しみに!
ハービー ハンコック バンドでも活躍したドラマー ジーン ジャクソンを招いてのスペシャルライブです。


伊藤君子
(ボーカリスト)
伊藤君子は、香川県小豆島生まれ。4歳の時、ラジオから流れる美空ひばりの歌声に魅せられ、歌手を目指すようになった。
1982年、ジャズアルバム「バードランド(THE BIRDLAND)」でレコードデビュー。 その後、ニューヨークのジャズクラブへの出演、日野皓正グループをはじめとする日本の本格派ジャズグループとの共演でジャズの実力を磨き、国内外で彼女の歌唱力は高く評価されている。
1989年、日米同時発売されたアルバム「フォロー・ミー(FOLLOW ME)」は、米ラジオ&レコード誌のコンテンポラリー・ジャズ部門の16位にチャート・インするという日本人女性ヴォーカリストとして初の快挙を成し遂げた。ジャズ・ヴォーカリストとして確固たる存在となった伊藤君子は、以降、アルバム、コンサート、海外のジャズフェスティバル、テレビ・ラジオ番組、ライブハウスと、幅広い歌手活動を続け、スイングジャーナル誌の人気投票では1988~96年の女性ヴォーカリスト部門第1位を獲得。
2000年にリリースされたニューヨークでのスタジオ・レコーディング・アルバム「KIMIKO」は、プロデューサーに小曽根真を迎え、ヴォーカリストとしての伊藤君子の魅力を存分に引き出したものと評価され、スイングジャーナル誌2000年度ジャズディスク大賞日本ヴォーカル賞を受賞した。さらに2004年に映画『イノセンス』の主題歌を歌い、新たな挑戦を続けている。

坂井紅介
(ベーシスト)
ハンク・ジョーンズ、ジョー・ヘンダーソン、ヘレン・メリル、ミッシェル・ルグラン、エグベルト・ジスモンチ、スティーブ・ガッド、日野元彦、など世界のジャズ界をリードするミュージシャンと共演。
幅広い音楽性で多くのアーティストに招かれ、国内外のユニットに参加。演奏の場は米国や欧州だけでなく、アジア、アフリカにも及ぶ。自己のグループで1993年より名古屋芸術創造センター、2000年にカザルスホールにおいてコンサート。作曲にも才を発揮し、映画、テレビ、舞踏、アーティストのCDに作編曲を提供するなど、活動範囲は広い。1997年5月、全曲オリジナルのリーダーアルバム「TRIPトリップ」をリリース。
現在、自己のグループやソロベース活動の他、井上淑彦fuse、土岐英史、などのステージで活躍。横浜在住。

Gene Jackson
(Drummer)
ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。ドラマーになるべく、1979年にボストンのバークリー音楽大学へ進学。Jeff "Tain" WattsとLenora Helmの推薦で、Kevin Eubanksのバンドに参加。 1987年にNew Yorkへ移り、Kevinとの共演も続けながらプロドラマーとしてのキャリアを積み重ねていく。1988年ごろから自己の活動を開始し、ジャズフェスティバル、ツアー、レコーディング等、数多くのプロジェクトに携わる。
1991年からはTerri Lynne Carringtonの推薦で"Herbie Hancock & Wayne Shorter Quartet"に参加、1993年から2000年までHerbie Hancock Trio, Quartetに在籍し、世界中をツアー(1995~1998にはDave Hollandが参加)。また、演奏活動の他New Yorkの「クイーンズ・カレッジ・アーロン・コープランド・スクール・オブ・ミュージック」や、各国でのクリニックやワークショップ等で指導にも力を注いでいる。
近年では度々日本を訪れ、つのだひろ氏と親交を深めWild Music School "Summer Drum School"でのワークショップにも参加。たいへん親日家で、日本全国に於いても多くのファンを獲得している。