06/20 (Wed)
~伊藤君子、美空ひばりを歌う~
伊藤 君子 with 宮本 貴奈水戸GIRLTALK

日本が誇るジャズ・ヴォーカルの伊藤君子が、歌手を目指すきっかけとなった美空ひばりに最大限のリスペクトを込めて、ひばりトリビュートアルバムを発表。美空ひばりのオリジナル曲はもちろん、ひばりが愛唱していたジャズ・スタンダードナンバーもカバー。アルバムのピアノ、アレンジとサウンドプロデュースを担当した宮本貴奈との美空ひばりトリビュートアルバム「KIMIKO SINGS HIBARI」レコ発記念スペシャルライブ。
水戸GIRLTALKより

伊藤君子
(ボーカリスト)
伊藤君子は、香川県小豆島生まれ。4歳の時、ラジオから流れる美空ひばりの歌声に魅せられ、歌手を目指すようになった。
1982年、ジャズアルバム「バードランド(THE BIRDLAND)」でレコードデビュー。 その後、ニューヨークのジャズクラブへの出演、日野皓正グループをはじめとする日本の本格派ジャズグループとの共演でジャズの実力を磨き、国内外で彼女の歌唱力は高く評価されている。
1989年、日米同時発売されたアルバム「フォロー・ミー(FOLLOW ME)」は、米ラジオ&レコード誌のコンテンポラリー・ジャズ部門の16位にチャート・インするという日本人女性ヴォーカリストとして初の快挙を成し遂げた。ジャズ・ヴォーカリストとして確固たる存在となった伊藤君子は、以降、アルバム、コンサート、海外のジャズフェスティバル、テレビ・ラジオ番組、ライブハウスと、幅広い歌手活動を続け、スイングジャーナル誌の人気投票では1988~96年の女性ヴォーカリスト部門第1位を獲得。
2000年にリリースされたニューヨークでのスタジオ・レコーディング・アルバム「KIMIKO」は、プロデューサーに小曽根真を迎え、ヴォーカリストとしての伊藤君子の魅力を存分に引き出したものと評価され、スイングジャーナル誌2000年度ジャズディスク大賞日本ヴォーカル賞を受賞した。さらに2004年に映画『イノセンス』の主題歌を歌い、新たな挑戦を続けている。